内定・オファー確認シート
内定の連絡が来てから、承諾を押すまでの数日間に使うシートです。承諾したあとは、同じ質問でも聞ける範囲が急に狭くなります。先に全部やってしまってください。
チェックした状態はこの端末のブラウザにだけ残ります(送信はされません)。
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1. オファー面談で聞くこと
条件通知書に書いてあることより、書いていないことのほうが大事です。特に④は、聞かれた側が採用の背景を話さざるを得なくなるので、組織の状態がいちばん透けます。
2. 労働条件通知書で見る項目
労働条件の明示は労働基準法第15条で企業に義務づけられています。口頭のオファーだけで承諾しないでください。ここは求人票や面接で聞いた話と、書面を並べて突き合わせる欄です。
3. 年収の中身を分解する
同じ600万でも中身は別物です。提示額は個人の値付けではなく、社内の等級表への当てはめで決まっています。最初の提示は上限ではなく、枠の下寄りであることが珍しくありません。
4. 条件を動かすなら、承諾前に一度で
年収交渉そのものを理由に内定が取り消されることは実務上ほぼありません。内定は法律上、始期付・解約権留保付の労働契約と扱われます(大日本印刷事件・最高裁昭和54年7月20日判決)。分かれ目は交渉の上手さではなく、社内の決裁の枠に余裕があるかどうかです。
5. 返事の期限と、待ってもらえる線
「1週間以内に」は法律で決まった期限ではなく、企業が採用計画を回すために慣例で置いている目安です。採用側が困るのは待たされること自体ではなく、いつまで待てばいいのか分からないまま連絡が途切れることのほうです。
6. 複数社で迷ったときの比較欄
ここは読者が自分で書き込む欄です。1社ずつ紙に書き出してから、上から順にチェックしてください。手元に1社しかない状態で条件に納得できない内定を前にすると、判断が自分のものでなくなります。
7. まだ結果を待っている段階なら
不合格のほうが連絡は早く出ます。お見送りは決裁が要らず、合格は年収を決めて稟議を通す必要があるからです。沈黙の大半は社内の事務の速度です。
8. 立ち止まっていい合図
左のようなことは気にしなくて構いません。条件通知書が口頭より少し遅い、質問への回答に2〜3日かかる、入社日の調整に社内確認が入る、返事の期限を提示される。問題は下の4つです。
「6. 複数社で迷ったときの比較欄」が埋まらないとき
年収の内訳、残業の実態、配属先のチーム人数。承諾前に聞いていいことばかりですが、内定先に何度も問い合わせるのは気が引ける、という声はよく聞きます。返事の期限が迫っているとなおさらです。
エージェント経由で受けているなら、条件の確認も、返事を待ってもらう相談も、間に入っている担当者の仕事です。年収交渉を代行する動機も、担当者の側にあります。
このリストの根拠
項目は 内定を承諾する前に。聞いていいことは、全部聞いていい/年収交渉で内定は取り消されない。分かれ目は決裁の枠/内定承諾の期限「1週間以内」は、誰がどう決めているのか/連絡が来ない1週間、社内では決裁が止まっているだけです/複数社の並行応募は何社まで の内容から作りました。なぜその項目を確認するのかは、記事のほうに書いています。
承諾を決めたら、次は現職への切り出しです。まだ面接が残っているなら 面接官チェック項目 へ。そもそも承諾すべきか迷っているなら 転職判断シート が判断の材料になります。