「担当者以外からも求人広告が来るのですが、量が多すぎる上に全く希望とマッチしない。冗談でなく一日で200件近く新しい求人が紹介され本当に受けたい企業の求人が薄れる。」

さんたろうさん・★1.00・2026.01.20 minhyo.jp

「情報登録後にマイナビエージェントからの連絡は一切なく、マイナビ側に自分の個人情報を渡しただけで終わりました。」

求職者さん・★1.00・2022.06.10 minhyo.jp

大手なら求人はたくさん来る。担当者と話してから絞っていける。

この2社を比べている人も、たぶんそう思っています。

みん評の口コミを2026年8月12日に原文で読みました。リクルート29件、マイナビ30件。

低評価だけを拾ったわけではありません。それでも繰り返し出る不満の中身は、2社ではっきり違いました。

リクルートで最多だったのは、AIや自動配信で届く求人が希望と合わないという不満です。29件中10件。次が「たくさん応募するよう求められた」で7件でした。求人が来ないより、来すぎて困っている人が目立ちます。

マイナビは逆でした。登録したのに連絡が来ない。面談の前に断られた。これが30件中6件です。年齢や経歴を理由に面談が数分から20分で終わったという投稿が、続いて4件ありました。

つまずく場所が違うのです。リクルートは登録したあと、届いた求人をさばく段階で重くなる。マイナビはそこまで進めない。

どちらが上かではなく、自分はどちらで困りそうかで考えられます。

リクルートは、求人が多いことより「自分で処理する量」が不満になっていた

求人が多いこと自体を悪く言う投稿は、あまりありませんでした。低い評価を付けた人でも、数の多さは認めています。

不満は別のところにありました。

希望と合わない求人まで大量に届く。それを自分で全部確認しないといけない。

「AI活用した大量の求人紹介は、経歴等と希望、合格可能性を加味しているそうですが、とにかく的外れで、不快感すら覚えました。AIの精度を高めるためにも大量の求人を捌けと言われたのですが、多忙な求職者にさらに負担をかけるようなレベルでAI運用しないで欲しい。」

べあさん・★1.00・2026.01.03 minhyo.jp

「求人に関しても、こちらの希望に合わない案件を、AIが勝手に・大量に勧めてきます。それを毎日さばいていくのに時間がかかりますし、疲れます。」

とくめいさん・★1.00・2025.06.07 minhyo.jp

29件のうち10件がここに触れていました。たくさん届くのを歓迎する人もいるでしょう。ただ働きながら動いていると、目を通すだけで時間が消えていく。

応募数を増やすよう言われたことへの不満は、29件中7件。件数まで書かれています。

「担当者曰く書類審査通過率は10%台の為40件ほどはエントリーすべきとの事」

Hさん・★2.00・2026.05.23 minhyo.jp

「とくかくたくさん応募してほしいスタンス(最低30社以上)」

nnnntさん・★1.00・2026.07.12 minhyo.jp

エージェント側にいた経験から言えば、応募数を増やしたほうが機会は増えます。書類選考は本人の経験だけで決まらない。求人側が出している条件と、どれだけ噛み合うかで変わります。

それでも、読み切れない量が届いたうえに応募数まで求められれば、負担は重くなります。口コミで繰り返し出ていたのは求人の数そのものではありません。確認して応募を決める作業が、求職者の側に寄っていることでした。

AIそのものが嫌われているわけではありません。

同じ会社のAI面接練習は、役に立ったと書かれています。

「リクルートエージェントに会員登録すると使えるAI面接練習は、酷評されている方もいますが、わたしは結構ありがたいなと思いました。自分が話した内容が、文字となって起こされるので、頭を整理するのに役立ちます。」

とくめいさん・★2.00・2025.09.03 minhyo.jp

求人紹介のAIは、選んだ求人を確認する作業を利用者に渡す。面接練習のAIは、自分の話した中身を文字にして返してくれる。

同じAIでも、利用者に何をさせるかで受け止め方が割れていました。

幅広い求人を自分で見て選びたい人には合うはずです。整理する時間を取れない人には重い。

求人票のどこを見れば早く振り分けられるかは求人票の読み方に書きました。

マイナビは、求人を選ぶ前に止まるという不満が多かった

マイナビで最も多かった不満は、求人が合わないことではありません。登録したのに連絡が来ない。面談の前に「紹介できる求人がない」と断られた。これが30件中6件でした。

「エージェントに登録をしたところ後日メールで『紹介出来る求人がない』と返信がありました。」「希望の職種の経験が無ければ紹介すら出来ない、面談の時間の無駄ということでしょうか?今までの自分の仕事を否定された気分です。」

とくめいさん・★1.00・2019.03.26 minhyo.jp

「すぐに連絡がなく、営業日3日後にメールが来たかと思えば、『あいにく現在弊社にてマッチする求人がなくすぐにご紹介が難しい状況です。』とのことで、面談すらしていただけませんでした。」

たんぽぽさん・無評価・2022.08.02 minhyo.jp

登録すればまず担当者と話せる。そう思っている人は多いでしょう。

読んだ口コミには、面談に届かないまま断られた人がいました。

採用側にいた経験から言えば、経験と求人要件がずれていれば紹介できる数は限られます。それは事実です。ただ登録した直後にその判断が下れば、始めるために登録したのに何も始まらなかった、という感覚が残ります。相手側で何が起きているかはエージェントに断られたときに書いています。

面談まで進んだ人にも不満がある。年齢や経歴を理由に短時間で終わったという投稿が、30件中4件でした。

「未経験で20代後半の転職なので難しいのは分かってたのですが、年齢的に無理です紹介できません。とバッサリ寄り添う感じはなかったです。資格や今現在勉強中のこともそれは使えませんねと言われ10分程度で面談はおわりました。」

なおさん・★1.00・2026.06.24 minhyo.jp

「たった20分ちょっとの会話で『希望の求人はない』や(中略)『それはどこに行ってももう無理』と断定的な言い方をされました。」

みあさん・★1.00・2026.04.01 minhyo.jp

マイナビには20代に強いという評判があります。20代後半なら使いやすいはずだ、と考えている人もいるでしょう。

その30件には、20代後半で未経験職種を希望した人が年齢を理由に断られた投稿が1件あります。

1件です。これで「マイナビは20代に弱い」とは言えません。分かるのは、20代なら誰でも面談まで進めるわけではない、ということだけ。

対応そのものに不満を持った人もいました。

「面談予定日になっても担当者から連絡がなく、面談に参加できませんでした。事前に履歴書や職務経歴書、証明写真、など個人情報を含む書類を送付していたため、面談不参加後にすぐに削除依頼を行いました。」

さとさん・無評価・2026.03.12 minhyo.jp

リクルートでは、届いた求人を選ぶ段階で疲れる。マイナビでは、その手前の登録や面談で止まる。

同じ口コミを読んでも、求人を幅広く見たい人と、まず相談しながら決めたい人とでは、気にすべき箇所が変わります。

2社の違いの下に、「選別されている」と感じた人がいた

リクルートは求人が多すぎる。マイナビは登録のあとで止まる。

ここまでははっきりしていました。

並べて読むと、その下に共通したものが出てきます。

決まりやすいかどうかで扱いが決まっているのではないか。そういう感覚です。

リクルートには、エージェントから届いた返信そのものが残っています。

「『〇〇さんには紹介できる求人が少ないためキャリアアドバイザーとの面談も差し控えさせていただいてる』との返信。なので一切サポートしてもらえず。」「おそらく、内定がもらえそうなスペックと判断した応募者にのみ親身に対応してるのかと思います。」

mècheさん・★1.00・2026.01.28 minhyo.jp

前半は推測ではありません。投稿者によれば、実際に受け取った返信の文面です。

後半の「内定がもらえそうな人にだけ親身なのではないか」は、この人自身の推測になります。

別の投稿では、さらに直接的にこう書かれていました。

「一言でいってしまえば、キャリアアドバイザーに見初められた求職者の方以外に対してのサポートはないと思ってください。」

エキゾチックジャパンさん・★1.00・2024.04.09 minhyo.jp

マイナビ側にも似た受け止め方があります。ただしこちらは、そういう言葉を受け取ったという話ではありません。投稿者の推測として書かれています。

「経歴や希望をみて、手間がかかりそうな人を断っているのだと思います。」

たんぽぽさん・無評価・2022.08.02 minhyo.jp

この2社が基準を決めて利用者を選別している、とは言えません。

確認できたのは、そう受け取った人の投稿があることだけ。

仕組みのほうは説明できます。

エージェントに報酬が入るのは、求職者が企業に入社したときだけ。だから担当者の時間は、決まりやすい人から順に使われます。

担当者が親切かどうかの話ではない。エージェント側にいた経験から言っても、見込みを見ながら優先順位を付ける仕組みのほうが先にあります。

報酬の流れは転職エージェントはなぜ無料なのかに書きました。

求人が多すぎる場合も、面談まで進めない場合も、利用者の側には同じものが残ります。自分の希望より相手の都合で扱いが決まっている、という感覚です。2社に共通していたのはそこでした。

登録する前に、もう1社と比べられる状態を作っておく

口コミを読むほど、どちらなら外れないのかを知りたくなります。

今回の結果を見る限り、登録前に選び切るのは無理でしょう。

同じ会社でも、担当者が変われば対応が変わります。マイナビを使った人が、担当を変えたあとをこう書いていました。

「今は担当を変えて頂いて、今のところ大丈夫そうです。変えてもらって思うのは、同じマイナビなのに担当を変えてもらうだけでこんなに違うんだと実感し」

パンダさん・★1.00・2019.03.16 minhyo.jp

同じ人が、合わないと感じたときのことも書いていました。

「個室で一対一なのでバレなければ担当のやりたい放題なので、合わないと思ったら、すぐに担当を変えてもらうようにした方がいいと思います。」

パンダさん・★1.00・2019.03.16 minhyo.jp

違和感があったとき、それが会社の対応なのかその人の対応なのかは、変えてみるまで分かりません。伝え方は担当者を変えてもらうにまとめました。

1社だけだと、比べる相手がいません。

同じ経歴と希望を2社に出せば、返ってくる求人も連絡の早さも面談の進み方も違う。そこで初めて、いま受けている対応が普通なのかどうかが分かります。

今回の2社も、不満の場所が正反対でした。片方は紹介されたあとの量で困り、もう片方は紹介される前で止まる。

1社だけを基準にしていたら、この差には気付けない。

リクルートには、期間の話も出ていました。登録してしばらく置いてから本格的に動こうとしたら、期間が過ぎたのでフォローできないと言われたそうです。

「エージェントの方は、エントリーから3ヶ月くらいを目処にフォローされると聞いていたので、まだ必要ないと思い(中略)やっと転職活動する時期になり(中略)エージェントを依頼したところ、期間がすぎているためフォロー出来ないとのことでした。」

りんりんさん・★2.00・2024.12.13 minhyo.jp

これは1件の体験談です。公式のサポート期間の規定とは突き合わせていません。

いまも同じ期間で終了する、とは読めません。

まだ動かないからと登録後の連絡を放っておかず、条件だけ聞いておくことはできます。担当者の対応と同じくらい、自分がいつから本気で動くのかも登録の時点で決まっています。

今回読んだ口コミは、リクルート29件、マイナビ30件

読んだのは、みん評のリクルート29件とマイナビ30件。全件ではありません。掲載は288件と94件で、収集日は2026年8月12日です。

マイナビの30件は、標準の並び順で1〜3ページ目に出たものです。この中に★4以上は1件もありません。

読んだ範囲は、不満の側に偏っています。

表示されていた総合評価は、リクルート3.19・マイナビ2.84・doda2.95。カテゴリ平均が2.78です。この数字が使えるのは、同じみん評の中で比べるときだけです。dodaを同じやり方で数えた結果はdodaの口コミ30件に、会社をまたいで不満の型が揃う理由は口コミがどこも悪い理由に書いています。

口コミは個人の体験で、時期が変われば担当者も運用も変わります。

今回数えたのは満足度ではありません。59件の中で、同じ不満が何回出たか。それだけです。

どちらに登録するかを、評判の良し悪しだけで決めなくていい。

幅広い求人を自分で見ていくほうが合うのか。それとも、まず面談まで進むことのほうが大事なのか。読み替える先はそこです。