ギークリー(Geekly)をみん評で調べると、総合評価は2.77と出ます。2026年8月12日に、全6ページのうち1〜2ページにある30件を確認しました。残り39件(3〜6ページ)は未収集です。
30件という数ではサービス全体を評価できません。ただ、読んでいくつか気になった点がありました。特に「大量応募がサービスとしての方針」という証言が、求職者側と採用企業側の両方から、2022年から2026年にかけて同じ形で出続けています。それと関連して、実務上かなり重要な注意点が1件あったので記録しておきます。
「70〜80社をまとめて応募」という体験が複数一致している
初回面談でまとめて大量応募させられた、という証言が複数出ています。2022年・2025年・2026年と4年にわたって同じ内容です。
「最初の面談でエージェントが選んだ何十社もの企業の求人票を出され、15分くらいで絶対に避けたい企業等のランク付を迫られる。後日に書類通過した企業から次々と面接の案内が来て、こちらは時間の余裕もないし、よく知らない会社だし、断るのもなんだか申し訳ないし、ストレスで参ってしまい、エージェントの方に中断して欲しいと伝えました。」
とくめいさん・★1.00・2025.12.06 minhyo.jp
「あなたと条件が合いそうで、募集可能な企業がこれです。見てくださいと70〜80社ぐらいの募集要項を見せられ30分そこらで見れましたか?と聞いてきました。目を通せていないと言うと、書類選考が通った会社に対して面接を断る事も可能なので、とりあえず応募してと言われる。」
366さん・★1.00・2025.12.07 minhyo.jp
「最初の面談時に15分程度で50社ほどの企業を志望度でランク分けさせられます。圧倒的に短い時間でそこで初めて見る求人票なのにそこで興味があるないにかかわらず結局すべて応募させられます。」
myaさん・★1.00・2025.02.13 minhyo.jp
「ギークリーの特徴は、とにかく大量の求人を出してくるところです。大量に出せばどっかしら引っかかるだろうという意思が見えました。」
とくめいさん・★1.00・2022.06.26 minhyo.jp
1件目の投稿者は「企業のブログにも書いてあったので、企業全体としての取り組みだと思います」と書いています。担当者によって違うのではなく、方針だという読みです。2022年から同じことが報告されている点が気になります。
採用企業の担当者として書かれた投稿が2件、同じ内容を言っている
30件の中に、採用側として書かれた投稿が2件入っています。
「企業側です。4年ほどエージェントとして利用していますが、年々サービスの質が低下しています。まず企業と求人のすり合わせを一切しません。マッチングも何もないので95%は書類でお見送りになります。企業のことをよく知らないエージェントだから、求職者の皆様にランダムとも思えるような求人が送られるのはしょうがないことなのかなとおもいます。」
てるさん・★1.00・2025.07.14 minhyo.jp
「結構長く使ってましたが、いつのまにか、質の悪い人材投げ放題の紹介会社になってしまいました。1日に10〜20名程、全然マッチにも程遠い人材を延々と書類を送り続けて来ます。書類も通らないので、御社へのサービスは止めましたとの事。」
pochiさん・無評価・2025.10.31 minhyo.jp
「書類でお見送り95%」「1日に10〜20名を延々と送ってくる」という企業側の証言と、「70〜80社まとめて応募させられた」という求職者側の証言は構造として噛み合っています。求職者の書類選考通過率が高いのは、志望動機なしで大量に送っているからで、通過した案件はその企業では見送られているという読みが成り立ちます。
「1年間ブロック」と「損害賠償規約」の話が2件出ている
実務上、最も確認しておきたいのがこの点です。
「ギークリー経由で書類落ちした会社に他の求人サイト経由で選考をしていたら『オーナーシップの関係で弊社経由で進めたい』と連絡が来ました。大量応募で書類を送っただけで、その後1年間は他エージェント経由での応募ができなくなります。書類落ちした企業でも、です。」
とくめいさん・★1.00・2025.09.04 minhyo.jp
「求人について面談時に応募しないで伝えても勝手に応募される。応募したらGeekly管轄の応募になりそれ以降一定期間は別経由での応募ができなくなる、無視するとこちらが損害賠償を請求される規約。面談時や進捗確認時に規約についてエージェントへの確認をしてもはぐらかされたり嘘をつかれたりする。」
あさん・★1.00・2026.03.04 minhyo.jp
2件の証言が共通して「ギークリー経由で応募した企業には一定期間他ルートで応募できなくなる」と述べています。規約の実物は確認していないので「そう書いている利用者が2人いる」以上のことは言えませんが、大量応募のモデルと組み合わさると、知らないまま利用した場合の影響が大きい点です。
志望度の高い企業が含まれていた場合、書類が送られた時点でその企業への他ルート応募が制限される可能性があります。登録前に確認しておく価値がある情報だと思います。
書類のミスや、面接直前の対応に関する具体的な報告がある
応募管理に関して、複数の具体的な証言が出ています。
「エージェントとしての能力が求人紹介能力しかなく、応募中の管理がずさんすぎました。履歴書にミスがあり、2浪が5浪していたことにされたり。内定後に1週間以内に入社確定の返事が欲しいと言われていた会社の結果が内定かどうかの通知がなく、待っていたら返事が遅いことを理由に内定を取り消されました。」
366さん・★1.00・2025.12.07 minhyo.jp
「面接が2時間のコーディング面接という案内だったが、実際には1時間のコーディング面接、1時間の面接ということを面接当日に知りました。そのことを事前に知っていたのかを問い合わせたものの3日間返信がありませんでした。」
とくめいさん・★1.00・2025.09.04 minhyo.jp
「求人先の採用担当者とのやりとりになぜかCCで入っており、見えてはいけないやり取りも見えてしまいました。」
ななしさんさん・★1.00・2026.02.07 minhyo.jp
IT系の転職では面接形式(コーディング試験の有無・時間)が準備に直結します。面接当日に形式が違うと分かるのは、影響が出やすい類のミスです。
投稿者が自分で書いた「向いている人」の整理がある
1件の投稿に、実際に使った上での「向き不向き」が書かれていました。
「向いている人:とにかく転職したい人/転職ではなく、自分の市場価値を知りたい人/企業に応募して、面接練習に使いたい人/自分のやりたいことが明確な人。向いていない人:特定の企業・企業規模・仕事内容にこだわりがある人/転職活動中であることを会社に知られたくない人/今の会社に交渉材料が欲しい人」
へのへのもへじさん・★2.00・2026.08.09 minhyo.jp
「面接練習として使いたい人」という表現が出ているのは、書類選考通過率が高いという実態と一致します。志望度に関係なく応募が進むので、場数を踏む目的であれば機能しやすい。ただ「転職活動を会社に知られたくない人」「特定の企業にこだわりがある人」は向かないという整理も、大量応募モデルの実態と対応しています。
30件を読んだ印象として、Geeklyに関しては「大量応募が方針」という点が、肯定的に評価している投稿者も含めて一致しています。利用するかどうかより先に「どういう仕組みで動いているか」を理解した上で使うかどうか判断する方が、後で後悔が少ないと思います。
1年間の応募ブロックについては、複数のルートで並行して転職活動をする場合にとくに影響が出やすいので、気になる方は登録前に規約の該当箇所を確認することをおすすめします。
私はエージェントに5年いましたが、どのサービスも「担当者の当たり外れがある」とよく言われます。30件の口コミを見ると、Geeklyについては担当者の当たり外れという話というより、モデルそのものへの指摘が中心になっています。良かったという投稿も含めて、同じ仕組みを前提に書かれていることが気になりました。