ビズリーチに登録する前に口コミを調べると、みん評の総合評価が2.88と表示されています。ここで止まる人は少なくないと思います。

数字を見ただけでは、どんな人が低評価をつけたのかは分かりません。そこで2026年8月12日に、みん評のビズリーチのページを5ページぶん確認しました。42件すべてを読んでいます。口コミは個人の体験で、投稿時期によって担当者も運用も変わります。42件だけでサービス全体を評価することはできません。

読んで分かったのは、評価が低い人と高い人は、サービスの良し悪しを話しているのではないということです。そもそも体験が別の経路をたどっています。

審査を通らなかった体験が、1点評価の多くを占めている

みん評の42件のうち、1点の投稿が最も多く、その内容の中心は「登録できなかった」「審査で落ちた」という体験です。サービスを使った体験ではなく、土俵に乗れなかった体験として書かれています。2023年に投稿した人は、年収と学歴の不足を示唆するような説明を受けたと書いています。

「私の年齢:収入レベル(アラフィフ/500万以下)だとそもそも対象外だったようです」「『昇給、昇格・転職などキャリアアップした場合は、再審査してあげます』『年収も市場価値の指標と捉えていますので、過去最高の年収を登録して構いません』(中略)要するに、『現在の年収が足りませんよ』ってことですよね。」

たまねさん・★1.00・2023.04.07 minhyo.jp

エンジニアとして資格を持ち、学歴以上の努力をしてきたが、学歴を理由に審査で落ちたと書いた投稿、審査の仕組みそのものへの疑問を書いた投稿が、2023年から2025年にかけて出ています。

「私はエンジニアであります、資格もそれなりに学歴ある人と同以上にあります、学歴ないから努力してきましたが審査で業務的に断られました」

波さん・★1.00・2023.10.03 minhyo.jp

「登録さえさせない門前払いをしているようだが適法なんだっけ。JACも同様だがエージェントが増えすぎた今選ばれる立場なのはどっちだろうねという話。」

とくめいさん・★1.00・2024.07.03 minhyo.jp

スカウトが1件も届かず他社では1か月で100件来たという比較を書いた投稿も、保育教諭として転職先を探したが職種に対応しておらず登録できなかったという体験も、いずれも「ビズリーチを使った結果」ではありません。これらは、登録を試みた人の体験です。低評価のかなりの部分が「使う前の体験」で占められていることは、数字を見るときに知っておく必要があります。

スカウトの送り手は「ヘッドハンター」と「企業直接」の2種類ある

審査を通過してスカウトを受け取り始めた人の体験には、同じ人の投稿の中でも評価が分かれているものがあります。その分かれ目は、スカウトを送ってきた相手が誰かという点でした。ヘッドハンターからのスカウトと企業直接からのスカウトは、別のものとして使っている人が多く出てきます。

「エージェントのスカウトは大量に来るが、ほとんど定型文で使えない。企業からのスカウトは、経歴をしっかり読んだ上で飛んでくるものが多く、質がよいので、スカウト待ちで利用するのは一番よい。」

とくめいさん・★4.00・2019.02.28 minhyo.jp

30代の上場子会社経理で8年のキャリアを持つ人が、無料会員のまま1年ほど待機したところ、企業から直接58社、ヘッドハンターから120人のスカウトが届いたという投稿があります。そのうち3社と面接に進んで内定率は100%と書いています。

「気になった企業のみ面談・先行を進めたところ、(3社)の内定率は100%でした。」

ネコネコくんさん・★4.00・2025.08.27 minhyo.jp

求人数の水準については、リクルートエージェントやdodaと比べて少ないと明確に書いた投稿もありました。ハイクラスに寄っている分、求人の絶対数は少なくなるという見方で、「求人数は断然リクルート、dodaに軍配です」という表現が出ています。「まずは自分がどのあたりの企業や職種であれば転職できそうかを把握するには手っ取り早いサービス」と書いた投稿者も、実際の転職先として使うのとは別の位置づけで利用していることをにおわせています。

有料プランへの課金で注意点が複数あった

42件の中で、有料プランに関する不満は複数出ています。共通しているのは「自動更新」への言及で、2022年と2023年で同じ趣旨の投稿があります。

「カスタマーサービスに問い合わせしたら、利用規約に書いてあるって予想通りの主張しかしない。チケットを買う行為なのに、購入が自動更新なんてちょとありえない。皆さんも気をつけてください!」

バシさん・2022.12.16 minhyo.jp

プレミアムスカウトを確認するために有料プランに移行したところ、内容が期待と違い自動更新になっていたという体験が、別の投稿者によって2023年にも書かれています。

「変なスカウトから変なメールが来て『プレミアム会員じゃないと見られません』。仕方なく登録したら箸にも棒にもかからない、私の経歴とは全然関係ない内容。これ『釣り』じゃないのか?でプレミアム会員の会費は自動更新。超・悪質だと思う。」

すいはんさん・★2.00・2023.12.03 minhyo.jp

みん評42件の中で「無料のままで十分だった」と直接書いた投稿は見つかりませんでした。無料会員のままで企業から58社スカウトが届いたという投稿はありますが、「無料で十分」という表現そのものは取れていません。「無料で十分かどうか」については、この42件だけでは判断できません。

職務経歴書を詳しく書き込んだ人に、スカウトが届き始めた

高い評価を付けた人の投稿に共通しているのは、登録時に職務経歴書を詳しく書き込んだという記述で、複数の投稿者が別々の言葉で書いています。

「企業からのオファーは本当に来るのか?と懐疑的に思ってましたが、本当に来ました。最初に簡単に登録しただけでは来ず、かなり自分の情報を詳しく書き込む必要はありましたが…。転職する気がなくても、自分の市場価値チェックのために登録しておくのもありだと思います。」

みそさざいさん・★4.00・2018.12.07 minhyo.jp

「かなり一生懸命レジュメや職業履歴を書いたためか、届くオファーの数は多かった」と書いた投稿者は、エージェントの対応についても良かったと評価しています。前職のリストラで転職活動に入り、有料プランのクーポンを使ってスカウトから良い案件を得られたと書いた投稿もありました。その投稿者は★3.00をつけており、全体的には複合的な評価になっています。

経理で8年のキャリアを持つ人が年収2割増で転職できたと書いたケースでは、転職先は有料会員の期間に見つけた案件ではなく、無料会員のまま1年待機したスカウトだったことが本文に書かれています。


42件を通してみると、ビズリーチは「転職エージェントに登録するのと同じ感覚で使うサービス」ではありませんでした。審査を通過するかどうかで体験が完全に分かれ、通過後もスカウトの送り手によって内容が大きく変わります。有料プランについては自動更新への言及が複数あるため、契約前に確認しておく価値があります。

職務経歴書を作り込んで登録し、企業から直接のスカウトを待つ使い方で評価している人が、4点評価の投稿では目立ちます。どのサービスとも目的が違う使い方になると思います。